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真じま好み

吊るし雛に込めた愛

最近は 吊るし雛を目にすることも多くなりましたね。
その歴史は江戸時代までさかのぼるようです。
高価なお雛様の代わりに、子どもの幸せを願って作ったのです。

一つひとつに意味があります。
それは 赤ちゃんが将来 衣食住に困らないようにとの思いから。

例えば
振り袖姿の兎は、兎のように優しくて芯の強い子に。また振袖は、着るものに困らないように。
兎の眼は赤いので、魔除けの意味も。

唐辛子は、お雛様と娘に悪い虫がつかないように。

ほうずきは、子どもと女性のお守り。提灯に見立てて 行く先を明るく照らすように。

よだれかけは、疫病避け。

草履は、早く歩けますようにからの健脚を願って。

巾着、楽しいことや夢がいっぱい詰まった人生になりますように

など。

お雛様 眺めながら一杯いけます。