
綿きもの≧ゆかた
さて、これは なに?
綿きもの とざっくり書きましたが、このキモノは一般的には、よそ様の呉服店でも、
ネットでも、「高級ゆかた」「夏きもの」で扱われております。
私も毎年2月の初旬に、染めたて上がりたての連絡が入ると朝一番にメーカーに自転車で行き、
ダンボールから出して あれこれ聞きながら選ぶのです。その会社の前、すなわち外で!
夏物が動き出す時期ですから、端っから高級ゆかた・夏きものの認識でした。
が、ある日、50年来のお客様の呉服屋さんが遊びにいらして、こう言いました。
「これは、夏に着たら暑いわよ。(確かに!)」
「真夏を避けて着ても良いのよ。(ええ~)3月から11月まで着たものよ」
びっくりです!!
もちろん、夏以外は、お襦袢が必須です。
そんなに着用期間があれば、自宅で洗える綿素材のキモノは グッと身近になります。
無形文化財 長板藍染 の網代/両面染め 65,000円 税別
勝ち虫 トンボの裏は 宝尽くし
トンボの羽の透け感が網代で表現されています。まるで、グレンチェックのよう
美しいです
次回もご紹介します。