
本麻上布襦袢ご愛用お客様のご紹介 その3
なんでしょうか?! この連日の厳しすぎる暑さは。
本日は、見るからに涼しげなお写真2枚のご紹介です。
まず、お1人目 都内在住 H様です。
自撮りの臨場感あふれるショット。
縦絽の茶色のお着物に水浅葱の襦袢
スパイシーなカッコよさです。しかし、そこはお着物ですから着姿はとてもエレガントです。
定義は違いますが、紗袷せのような襲(かさね)の醍醐味であり遊びであり、
そこがオシャレの楽しみでしょう。
この組合せは、奈良の昔から「葡萄(えび)」の謂われがあります。(吉岡幸雄著「色の歴史手帳」より)
続き、お2人目は、埼玉県在住 S様です。
思わず触ってみたくなる竹と麻の薄紫のお着物に、清涼な水の流れを連想してしまう帯合わせが、うっとりするほど 涼しげです。
袂から引き出して頂いた襦袢のお色は錫色です。
このコーディネートは、襲の色目から言いますと、夏に分類される「杜若(かきつばた)」
まさに、すらりとしたS様には、凛としていていらしてお似合いです。
次回に続きます。