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帯の紹介 その2  

残暑ほんとうに厳しいですね。心よりお見舞い申し上げます。

もうすぐ9月です。

夏らしいこと 何をしたでしょうか? あんまり自分はありません、、、夏らしい食卓は思い出しますが。

さて、今日ご紹介する帯は、年中お締めいただけます。

推奨着用時期は、6月~9月(単衣・夏) ですが、袷の季節も可能なんです。

「立涌模様草木染織なごや帯」 上原美智子

あけずば織の帯です。沖縄(琉球)の古い言葉の「あけず→とんぼ、 ば→羽」で、とんぼの羽を意味する「あけずば織」は制作者 上原さんが命名され、驚くほどの軽やかさと美しい繊細な染色と手織の技法と感性を生かした帯地です。

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以前、紹介した西村織物の筬と同じような斜めの筬で織り出されたこの立涌模様は、上原さんの代表的なモチーフです。

クールなデザインと包まれていくような温かみのある色です。実物はもう少しこっくりした色味です。

ぜひ、一度ご覧になり触ってみてください。

 

価格 税込 343,000円

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テーブル掛け とは何ぞや?

さて、何を思い浮かべましたか?

消費者庁のHPでは、定義として、

と、説明されていますが、今日のはちょっと違います。浪曲師が舞台で使う小さなテーブルに掛けるモノです。

私は落語が好きです。特に柳家三三師匠。うちのお客様にも落語好きな方々はいらっしゃいまして、キモノは置いといて、話に花が咲きます。

そんなお客様の一人が浪曲もお好きというご縁で、私も初体験したのが≪玉川太福「男はつらいよ」全作浪曲化に挑戦》でした。

浪曲って!!?  思っていたのと違いました。そもそも、浪花節をじっくり聞くなんて皆無でしたから、びっくりしました。

その後、何度か足を運び浪曲を楽しむ初心者になりました。

そのお客様が事務局となり、ひとつの会を立ち上げたのが、約1年前でした。

https://burukakekai.hatenablog.com/entry/2020/11/04/171118

そのお客様の熱意とご苦労を見てきました。何か役に立てればと思い、陰ながら見守り やっと完成間近となりました。

素晴らしいテーブル掛けが出来上がります!

もっと写真や動画を撮っておけば良かった、と後悔しています。

デザイン画の下絵から何度も検討され修正を重ね、普段は訪問着や帯に描く十日町友禅作家さんや職人さん達が初めて挑戦しました。正に日本の伝統技の結集です。全国の寄付をしてくださった方たちの思いが詰まっています。

私も一フアンとして完成お披露目浪曲会まで、待ち遠しいです。

早くそんな日が、会が実現できるように祈ります。

その時は、ここに告知しますので ぜひ皆さん 観にお出かけくださいね。

 

※ 記録写真はそれなりにありますが、デザインなど未公開のため これにてご勘弁