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真じま好み

加賀友禅訪問着

「石垣」です。

流れるような枝先に咲く花は、意匠化されておりますがコブシに見えます。

しっとり濡れた石垣は上に向かうにつれて乾いていきます。陽光を追う枝先。

見事な構図と色彩のコントラスト。

由水煌人 作

 

 

 

 

真じま好み

古今亭始さん

真じまの落語会、店内は笑いの渦にのみ込まれました。

高座設置を自らやってくださいました古今亭始さんの落語は、
初心者にも分かりやすく扇子・手拭いを使っての所作のレクチャーから始まりました。
一気にアットホームな雰囲気のまま落語へ。

ご来場の皆様ありがとうございました。
いかがでしたか。
第二回、またやります。

真じま好み

春よ恋♪

北海道産の小麦粉ではありませんよ。

卒入学の季節、スタートの季節になりました。

今日ご紹介するのは、しょうざんの名古屋帯。
おかあさんの後を懸命について行くカルガモの赤ちゃん達のなんという可愛らしさ!

日本の四季・風物詩を装うのも着物の楽しみですね。

 

 

 

真じま好み

吊るし雛に込めた愛

最近は 吊るし雛を目にすることも多くなりましたね。
その歴史は江戸時代までさかのぼるようです。
高価なお雛様の代わりに、子どもの幸せを願って作ったのです。

一つひとつに意味があります。
それは 赤ちゃんが将来 衣食住に困らないようにとの思いから。

例えば
振り袖姿の兎は、兎のように優しくて芯の強い子に。また振袖は、着るものに困らないように。
兎の眼は赤いので、魔除けの意味も。

唐辛子は、お雛様と娘に悪い虫がつかないように。

ほうずきは、子どもと女性のお守り。提灯に見立てて 行く先を明るく照らすように。

よだれかけは、疫病避け。

草履は、早く歩けますようにからの健脚を願って。

巾着、楽しいことや夢がいっぱい詰まった人生になりますように

など。

お雛様 眺めながら一杯いけます。